古代秀衡椀食事会 「仲秋の食事を楽しむ会」

皆さん、こんにちは。
昨日は奥州市水沢区の割烹小万梅さんで、古代秀衡椀の食事会「仲秋の食事を楽しむ会」がありました。
割烹 小万梅。初めていきました。

いい雰囲気ですよね~

この会の発起人、及川守男さんのおはなしから始まりました。
及川さんの漆に対するいろいろな思いと、今後の岩手県の漆器産業
に対する方向性や考え方などお話になりました。

小万梅の店主の佐藤さんから、食事についての説明がありました。

食事を古代秀衡椀に盛付けしている現場。

こちらが今回のお膳。一皿一皿できたてが出てきました。
このように盛り付けされるとホントに食事をするのが楽しみになりますね。

上の写真のお料理の後にご飯などが出てきました。

食事の途中、この地域の謡をみんなで謡いました。

最後は皆さんで集合写真。

今回、古代秀衡椀の再現に参加し、このように食事会ができて
よかったと思います。やはり自分で古典的な技法を先輩の職人さんと
一緒に作業し、またこのようにプロの料理人の方に盛り付けをして、
自分で使ってみることは大事だなぁ~と思いました。
それからこのような会をそれぞれの地域でやっていくことが、
地域の文化の継承や住民の交流の機会になっていくんじゃないかと
感じました。
このブログ記事をご覧になっている方で、このような食事会に出てみたい
と思っている方多いんじゃないですか??
すごくいい時間でした。
最後に古代秀衡椀の展示会の様子です。

19日まで開催しておりますので、ぜひ皆さん古代秀衡椀を
見に来てください。
それでは、またまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。