一関うなぎ 梅茂登(うめもと)

皆さんこんにちは。
今年のお盆期間は、うるし塗体験が毎日のように予約いただいてて、4年目にして少し浸透し始めてきたかなと思っています。
何組かお断りした皆様、また平泉に来られるときにはよろしくお願いします。
今日は先日、10歳離れた末の弟が帰省したので、うなぎを食べに一関の梅茂登(うめもと)さんへ伺った時のことを書きます。
名物『秀衡椀うなぎめし』を注文しました。
以前から話は聞いてはいましたが、この料理に使用いただいているお椀は、裏のサインを見ると、お祖父さんがオリジナルで製作して、納めたものでした。
一般のお椀より大ぶりで、蓋には黄漆でカワイイ梅紋が描かれ、多分40年ちかくは経っているはずだと思います。
できれば少し艶をあげて、木の見えている縁とかは修理したいところですが、モノ自体は肉厚のしっかりした木地で、全体の漆塗装もまだまだ大丈夫そうでした。
こちらが料理の写真。

うなぎはおいしいですよ!よろしければ食べ行ってみてください。
詳しくは食べログのこちらまで↓↓
http://tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3000724/
今もう1度、先祖の仕事を訪ね歩いてるところです。(笑)特に地元のエリアはお客さんから言われる私の知らないこともあるので、確認しています。

伝統工芸品って、昔はもっと地元の人が自慢してたモノだったかもしれないですね。
こんな風に盛られると食欲がさらに増量しました。



飲食店はわかりやすい例ではありますが、共感してくれる人と会えば、現代だってまだまだ様々な業種で可能性がありそうですね。

もし何かご検討している方がいましたら、一度当社までご相談してください。
それではまたまた。
 

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。