平泉商工会青年部活動

皆さんこんにちは。
最近青年部の活動が続いていたのでご紹介~。
まずは先週の4日水曜、同じいわて県南の商工会エリアの陸前高田に行って
きました。高田市長の講演と青年会の案内で町の現状を伺ってきました。
高田市長の講演。わかりやすいお話でした。

今後どのような街並みを形成するべきか、子供たちの未来へ向けて
というお話でした。
我々若手の経営者がどんなことで貢献できるのか、考えないといけませんね。
現在陸前高田の象徴になっている一本松。

これを保存することに関しても賛否両論あることを感じました。
震災の『心のよりどころ』という意見と、松の上部の人工保存に
1億円以上かけるのであれば壊滅的な街の現状の中で、もっと早急に
必要的・優先的に予算をつけてやらないといけないことがたくさん
あるという意見と。
こういうことを考えさせてもらえるのは地元の方とお話しできる機会を
頂けたからこそだと思います。
山を崩して土砂をベルトコンベアーを作って運んでいる作業所。
高田で起こっているありのままを見てくれとのことでした。

現状では予算がついても、作業員の確保の問題が大きいようです。
震災前は実際、土木関係は公共工事の減少により、農業や他産業への転業
を進められる状況でしたからね。
技術を持っていた従業員も転職しなければならない現状でしたし。
陸前高田は夏祭りに参加させていただいた以来でした。
見学のあと、青年部の方々と飲み会もして色々と現状を聞きました。
自分がどんなことができるのか全然想像つきませんが、現状を見ていき
話を聞いて、協力できるところを探っていくしかないかと思います。
陸前高田に行くことは、仕事で関わることはないので、毎回すごくいい
機会をいただいていると思っています。
次は、8日日曜日に、第一回中尊寺杯フットサル大会を開催したことです。
今までの競技は野球をしていましたが、チーム数の減少でフットサルに
変更になりました。
7チームが集まり、若い方を中心に60~70人集まって、大きな怪我
もなく、よかったなと思いました。
ゲームを仕切ってくれた審判団にも感謝しています。

最後は昨日ですが、毎年恒例の平泉町内幼稚園への餅つきを開催して
きました。

園児と一緒にもちついて、もち給食も一緒に食べてきました。
なんだ~かんだ~話かけてくれて、カワイイもんですね(笑)
とても癒されました。

週末は青年部の忘年会です。
他の地域も同様だと思いますが、平泉町内も会社経営する若手が
ドンドン減少しているのが状況です。
魅力的な街は色んな会社・商店があって成り立つものだと思っています。
ギラギラ・チャレンジする若手が出てくるといいなぁ~と思っています。
色々と書きました~。
このブログを見ている全国の商工会の若手経営者のみなさま、一緒に
がんばりましょう~。
また平泉に観光に来ることがありましたら、連絡頂けて都合が合えば
少しでも話できますので。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。

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