公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)様から依頼の特注フレグランスセット

皆さんこんにちは。
今日は、公益社団法人日本アロマ環境協会様(AEAJ)(公表OK頂きました)から
依頼を受け製作しました、特注のフレグランスセットが完成したので紹介します。
写真を見せながら解説していきます(^^)
外観から。
指物師に無理を言って、上下の側面を末広がりに、さらにふたをスライドの
木地にしていただきました。

スライドのふたを開けると・・・

こんなセットになっています。
紋様は清潔感ある白漆で統一。
様々なアロマの香りに合うように唐草文様を使用。

このようにお使いできます。
ふたに天然の鹿革をはることで上品さが増します。
うるしの塗装面と革との相性は以前からいいな~と思って今回使って
みました。
ディフューザーは特注磁器を使用。
九州・長崎の伝統工芸品<三河内焼>の中里太陽君に中尊寺ハスをイメージ
したものを特注してもらいました。

ここまでが一等のフレグランスボックスセットでした。
こちらは2,3等のかたへ、フレグランスボックスの白と赤のペア。

すべて木地はねじ切り技法を用いていて、ふたのピッチも中段・下段
どちらにも合うように作られています。こちらの木地は石川県山中の
我戸さんに依頼しました。
ねじ切りになっているので、お気に入りのビンをいれて旅行先などに
持っていくことができます。

去年開催された『平泉のイメージフレグランスコンテスト』がご縁で、
受賞の記念品を依頼されました。
アロマケースが希望で、デザイン・塗り・紋様全般はお任せされました。
自分で図面ひいといてからに、塗りで大変苦労してしまいました~(*_*;
ホントわがままいっぱいの私の図面を仕上げていただき感謝です。
先方は大変満足していただきました。
最近都内でも香りのコーナーの充実が目立ちますね。
この機会に<アロマミクス>こないかな~(笑)
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。