駿河竹千筋細工 みやび行燈 杉山さん

皆さんこんにちは。
今回も伝統工芸展で知り合った職人さんを紹介します。
駿河竹千筋細工を製作しています、(有)みやび行燈の杉山さんです。杉山君とも毎年池袋東武百貨店であって、飲みに行ったりしています。趣味はカラオケです。
実演中の杉山君。

竹を細くするための道具。実演用だそうです。

左からバックと虫かご、下は竹で作った虫です。
バックを見てもらうと丸みのある四角形の中にも細かい竹の細工がされています。杉山君いわく2重の枠になっていて、内枠は角が決まっていないうち
に、竹に穴を開けてしまうため、たいへん難しい作りになっているとのことでした。特注品も受けるそうですよ。

駿河竹千筋細工は徳川家康が駿府城に入ると大好きな鷹狩りをするための餌箱を作らせたのが始まりだといわれているようで、写真のような虫かごが
伝統的な商品になります。この虫かごを良く見ていただくと、どこの角も
丸みがあります。これは竹をこのような形状に曲げて作られています。
虫かご。すべて一本一本細い竹が通っています。

そのほかにも竹の灯や花器など様々な形に加工されています。

特注で色々と製作を受けたまわっているようですので、ぜひご連絡してみてください。
それでは、またまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。