オリジナル結婚式記念品

皆さんこんにちは。
昨日に続きまして更新します。
話は先月の最初の地震の3月11日のあとすぐに、大学の友人から安否の確認の連絡をもらい、同時に結婚をするという報告をいただきました。
その中で何か力になれればとの心使いをもらい、記念品を頼みたいんだけどと相談され、こちらとしても観光がダメになり、普段のまとまった仕事が全くない状況が見えていたので、助かるとの返事をしました。
せっかく作るのであればオリジナルを作りましょうとのことで、小石原焼きの知り合いにお願いしてコラボ商品を製作することにしました。
そしてただいまサンプルまでこぎつけました。
最初の参考図面。ブライダルを意識しすぎて持ち手に羽とかつけちゃい
ました。和を意識した結婚式にするみたいで、ハートはやめることにして、
2個入れにするために、持ち手もやめました。

そしてできたのがこちらの修正図面。
雪輪をくり抜いてもらうことにしました。この部分に漆を焼きつけて、模様を描く予定です。

ただ今模様を熟考中。

サンプルが到着してイメージはこんな感じになる予定。
漆の色が入るとまた印象が違うはず!!
急いで製作してもらったので。本番は焼き物の色ももう少し
白がはっきり出すとのことだった。

今回コラボをお願いした秋山さんと私。しおりを入れる予定です。
福岡にいて有田の陶工大学出身です。
まだまだ20代のこれから楽しみな若手の陶芸家です。

家の片づけ、会社の経営環境の整備なんかをしながら、合間を見て進めていましたが、これから120個ぐらい製作に入りますが、なんとか6月末に間に合いそうです。
毎回のことですが、私のわがままに協力してくれる友人の職人さんには感謝ですね。
オリジナルの記念品を考えている皆様、是非遠慮なくご連絡をしていただければと思います。予算もはっきり伝えていただければ調整しますので。
ちなみに今回もだいたい一般的なブライダル価格で収まっていますよ。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。