名古屋桐箪笥 出雲屋 今岡さん

皆さんこんにちは。第二話は伝統工芸展で知り合った職人さんと
製作している商品をご紹介いたします。
まずは名古屋桐箪笥の伝統工芸士の出雲屋今岡さんです。
今岡さんとは4年ぐらい前の伝統工芸展で知り合って、夜は飲みながら
毎回熱い工芸トークをしています。
ラフな感じの今岡さんです。鳥を見るのが趣味だそうです。

従来の名古屋桐箪笥。総桐で砥粉仕上げで仕上がっています。
ただあまりにも立派なため、キズが目立ちやすかったり、
現代の生活スタイルの中で、ラフにあつかいにくいと言っていました。

そこで今岡さんが考えた名古屋桐箪笥がこちらです。
和室が減り、リビングなどで使われる箪笥を意識した色使いと
ぶつかって傷になりやすい足や面にはチークという堅い木材を使い、
中は桐材で仕上げています。
緑の部分は漆革という技法を使い、あたたかく、ぬくもりのある
仕上げにしてあります。

それから今岡さんが今取り組みをされている箪笥のご紹介をしたい
と思います。
こちらは名古屋仏壇の職人後藤さんと尾張有線七宝の加藤君
とコラボして金箔の箪笥を完成させました。
中央の金色に光っている小さい箪笥がコラボ商品です。

木目を出すように金箔を貼るのはかなり難しい技術だそうです。
それから尾張七宝のほうも有線七宝というやり方は非常に細かい
技術を必要とするみたいです。
尾張七宝には梅の紋様が入っています。

やはり古典的な伝統スタイルが基礎になっているのですが、
現代の生活スタイルの変化を無視していいというわけではなく、
時代にあった商品と、伝えていくべき商品(これには歴史や技術や知識・道具)のどちらも製作していく必要があるのではないかと改めて思いました。