木地 ビールカップの木地・擬宝珠の型用木地

皆さんこんにちは。

9月、10月に納品予定の大きな仕事があり、ブログの更新が中々できない状況でした。

今回まとめて更新します。

 

こちらはビールカップの木地です。5月から発注していたものが、先月やっと入ってきました。

全部で100個。

今は各色10個程度ずつ塗装も終わりました。この品もサミット選定品のため、少しずつなくなっていくと思います。

ご使用をご検討中の皆様はお早めにご注文ください。

 

こちらは擬宝珠に使う銅板を製作するのに使う型木地です。

とても大きく、重量もあり1本木で引くのも大変なため、5分割で挽いてもらいました。

こんな仕事も引き受けます。

 

これを納品したときですが、木型がくる前に、銅板加工職人さんは、平面図面を元に銅板を叩きながら、上の写真のような品を

完成させていました。合わせてみたらピッタリで、平面から立体にして、微調整の仕上げで木型使うくらいってすごいです。

平泉町内の銅板叩きの職人さんの腕に感動、日本の職人ってスゴイですね~

 

それではまたまた。

 

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。

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