うるし塗り体験の様子!!修学旅行生・県内中学生・リピーターのきもの学院様

皆様こんにちは。

7月も中旬を過ぎましたね。毎日忙しく、1週間があっという間に過ぎていきます。

ブログに掲載したい事もたまってきたので、一気に更新したいと思います!!

ダイレクト更新している【 翁知屋 facebook 】もよろしくお願いします。

 

次は、うるし塗り体験の様子について。

東京の修学旅行生のうるし塗り体験が今年も申し込みがありました。

衣川荘にて、6月26日に会場準備。

 

 

今年は人数が増えたので、完成品を置く場所も大きく準備。

 

 

そして当日の様子です。6月29日。

まずは、私から、平泉町の遺跡や秀衡塗の簡単な説明と、うるし塗り体験の内容説明。

 

 

そして体験の様子。

盛岡から塗師の坂根くんに今年もお手伝いいただきました。

 

 

今年はこんな、いたずら書きも。

 

 

完成品の様子。

女子は話を聞いていて、こんな風におしゃれに製作してくれます。

男子は全面塗ってしまう子も多く、手はうるしまみれですごいことになるし、洋服には付くし大変です(笑)

 

 

何はともあれ、修学旅行のいい思い出になればいいです。

 

こちらの学校は、先生や親御さんが伝統的な技や品物に理解があり、とても助けられております。
修学旅行関係で『うるしカブレ』の可能性を説明すると、大体断られるケースが多く、他の塗料も検討しようかと

悩んでますが、『本物の漆』じゃないと意味がない、とハッキリ答えがくる、熱い学校です。

学校選択制の地域らしく、毎年希望者が増えているとのこと。

地元の文化や日本の本物に、少しずつ理解していただける環境になるといいですね。

 

 

7月6日は、岩手県内の中学生も当社工房内にて体験いただきました。

あいにくのどしゃ降りの雨でとてもかわいそうでしたが。

 

 

7月9日はきもの学院の皆様。
毎年企画して頂いて、今回で4度目の方もいれば、初参加や、親子で参加の方も。
いつもお着物汚れないか心配してますが、日本の文化に理解ある方々で助けられてます。

文化を繋げるためには、身近な【うるし】のファンづくりも大切ですよね。

 

 

今週末もうるし塗り体験があります。

それではまたまた。

 

 

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。