胡坐椅子試作

皆さんこんにちは。
あっという間にGWも終わりましたね。
私は注文いただいている記念品のお椀300個に先月から追われていて、朝から夜までひたすら描いています。
各種行事も反省会という名の飲み会も参加せず、ブログ更新もできない状況でした。
少しだけここ1か月間であったことを書きます。
さくらは今年も満開に咲いたのでお花見はしました。
最高の天気の日。

夜のお花見。

弁慶力餅競技大会が90周年ということで、既存の表彰プレートを利用して、
力餅競技の絵を入れて記念のプレートを製作しました。

それから、胡坐をして作業できるような胡座椅子(仮名)なるものを試作してみました。
普段胡坐で何時間も作業をすることもあるので、腰を痛めないように、クッションは固めでみたいな前からイメージはあって探してました。
ただ何処にも売ってないし、ならば作っちゃえっていうことで、木地は名古屋箪笥の出雲屋さんに、染物は京屋さんにムリ言って10日ぐらいで完成してもらいました。
近場で椅子の張替えしてる職人さんと知り合えて、中身のクッションのことなど詳しく聞けたし、初めてにしては満足のできです。
枕にして昼寝もできるという。(笑)
布地のグラフィックと木地の細部を修正して、販売してみようかと計画しています。
昨日は写真のモデルになってもいいという女性がみつかったので、胡座椅子のイメージ撮影してみました。(田舎なもんで、なかなか撮影させてもらえるモデルさんって見つかんないんですよ。)
今回のモデルは女性なので一応胡坐はなしで。




いかがですか?
写真を撮りながら、畳も小物類も含めた『和室』という空間を、私なりに再構築して、トータルで提案していこうかと思案中です。
こんな風だとお膳とかも普段使うことができそうな気がしませんか?!。
まだお椀の作業が残っていますのでこの辺で。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。