りんご皿&柏紋盃

こんにちは。
平泉町は雪が降り続いておりますが、冬の景色も風情あっていいですよ。
今日は記念品のりんご皿の作業の様子と柏紋盃の作業状況を見せたいと思います。
こちらりんご皿の作業の様子。拭き漆をしております。
120枚分ですが、まだこれから240枚仕上げなくてはいけません。
NDルーターという機械で木地の加工をしてもらったのですが、木目に逆らって削っている箇所もあるので、ザラザラを研磨で均していくのも手間のかかる作業です。

こちらは柏紋盃。外側をスグロメ漆で桑の木の木目が透けるように、
塗りました。これから黒漆で内側を仕上げていきます。

なかなか厳しい時代ですが、魅力的な新しい商品の開発や、お客様とのやり取りから産み出される特注品など、常にマーケットを意識して、伝統の技を使い、丁寧に市場を開拓していく姿勢でいますので、ご要望がありましたら
ご連絡くださいませ。
1月10日まで初売り全商品20%OFF
にて販売しております。

それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。