最近のこと<ストラップ・特注品イメージ画・漆器修理・無量光院跡 等>

皆さんこんにちは。
段々暖かい日が続くようになりました。
今週には桜が咲きそうな感じです。
さて平泉町のニュースが全国に出てしまいました。
色々とつながりのある職人さんやお店から連絡をもらっていますが、
世界遺産に向けて協力していただいている各種の団体やすべての
皆さんに申し訳ない状況でしかなく、私にできることは微力ですが、
なんとか自分にできる範囲で平泉町を盛り上げていきたいと思います。
名前入れのストラップを再開しました。<通常価格3,150円~>
もしご注文の際には、急ぎではできないので、早めに相談願います。

通常は名前を入れるだけですが、他に写真右のように小さい札を入れ
たりしますと値段が変わってきます。

こちらはただいまお話をいただいている額のイメージ画です。
私がデザイン&製作プロデュース&漆塗り・絵付け役で、全体の木地を
岩谷堂箪笥の方にお願いして、静岡県の駿河竹細工の職人杉山さんに
すだれ部分をお願いする予定です。
もう2人の方にすでにお話をしていますが、やはり色々な確認作業をしていきますので、時間がかかると思います。
でも期待をしていただいているお客様がいますし、他の伝統工芸と物作りをすることで今まで見えなかった製作技術や発想がどんどん出てくると思いますので、これからも全国の仲間の職人さんとすばらしい物作りができればいいと思います。

こちらは蕎麦の練り鉢の修理です。
日に当たりすぎて、朱の顔料が蕎麦についてしまうということで、
拭き漆を3回程度してみました。しばらく様子を見ていただくこと
になっています。それにしてもデカイ。<直径70センチはあるかと>
天然木刳りぬきで、木曽で仕上げまでしていただいたそうです。

最後に無量光院の跡地にため池ができました。
準備段階かもしれませんが、当時の様子を再現してみているところだ
と思います。

このままの天候が続けば、桜は今週末あたりからだと思いますので、
ぜひ平泉町に遊びに来てください!!
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。