岩手県南伝統工芸協議会設立<秀衡塗・南部鉄器・岩谷堂たんす>

皆さんこんにちは。
しばらくぶりです。暖かくなってきました。
ここ一週間岩手県内の新聞紙面をにぎわしておりました。
岩手県南エリアの伝統工芸業界の協議会が発足いたしました。

この協議会では3業界が集まって、世界で使われるような工芸品を開発したり、後継者育成の足がかりになったりしながら、協力して地元の工芸品の発展に貢献していく団体を目指しています。
横のつながりをうまく使って、今後は展示会などの協力や情報発信、またそれぞれが持っている技術や知識の情報を交換し刺激しあいながら、自分たちでしっかりと市場に挑んでいく姿勢が大切になっていくと思いますので、いい形で続けていければいいと思います。



いま中国・上海から出品依頼がきてまして、南部鉄器はいち早く中国で海外展開をしておりますので、早速いろいろと情報を聞かせていただきました。
こんなときやはり自分ひとりで悩むよりも、正確でポイントの人や場所、交渉の仕方などを教えていただいたので、すべては自己責任ではありますが、判断の材料としまして、大変貴重な意見でした。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。