万年筆 秀衡 松紋<盛岡文房具店から特注>
皆さんこんにちは。
平泉町は日中暖かく、観光客が少しずついらしています。
ただ朝晩はまだまだ寒いので、防寒はしっかり用意したほうがいいと思います。
今日は盛岡の文房具店から依頼を受けた万年筆の紋様のデザインを紹介します。岩手県の県木が赤松でして、松の模様をできれば描いてほしいとのことでした。秀衡椀ではもちろん松の紋様は描かれていますので、問題なく描けます。
問題はどのようにまとめるか。描くスペースは限られていますし、しかし、秀衡塗らしい華やかさ、個人的に松紋を堂々と全体的に描きたいし、万年筆の蓋と身のつながり等、考えることが色々とありましたが、とりあえず収拾をつけました。
後は実際に製作してみて判断していただくしかないですが、イメージの中では松らしい堂々とかっこいい模様になっていると思っています。
製作終わり次第また掲載いたします。
それではまたまた。
投稿者プロフィール

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昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。
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