いわてうるし文化展<10/10~10/18>

皆さんこんにちは。
商工会女性部全国大会で岩手にお越しになった皆様お疲れ様でした。
本当に北海道から沖縄まで、全国から多くの奥様会員の皆様がいて、
お話をするとパワフルで圧倒されました。(特に九州地域の方々はスゴイ)
平泉町に寄った方々はきれいに掃除がされていて、気持ちがよかったよ、なんて声をかけていただいて、なにげないことですがうれしくなりました。
また、秀衡塗ブースでお買い上げいただいた皆様ありがとうございました。
さて今日はいよいよ10月10日から平泉町で開催される
<いわてうるし文化展>の宣伝をしたいと思います。
岩手うるし文化展ポスター

この企画は岩手県南振興局が主催で、岩手県漆器協同組合・盛岡・奥州市の南部鉄器組合・岩谷堂箪笥組合の共催で開催されます。私は2年前から企画メンバーとして10回以上会議をしたと思います。
少ない予算の中で、どういう内容でやったらいいか、いわてのうるし文化をより理解してもらうためにはどうしたらよいのか、またお客さんにその場で販売できる形はないのかなど、各組合と行政側との折り合うところを見つけながら無事開催できることになりました。
メインとなるのは、日本でほぼ唯一のうるし掻きの産地で、国産といえば浄法寺うるしと呼ばれるくらい有名な岩手の漆の説明と、平泉中尊寺金色堂に使われている数々の漆の技法の詳しいパネルや金色堂修復時の映像、秀衡塗・浄法寺塗の古代椀の展示、そのほか製作実演などもあります。
岩手のうるし文化を岩手県内の方々から全国の皆さんに理解していただき、今後も岩手県でうるし文化が後世に伝えていけるようにしていきたいと思いますので、10/10~10/18日に平泉町にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

岩手うるし文化展 入場無料
開催場所  平泉町 平泉文化遺産センター
開催日程  10月10日~10月18日まで 
 オープニングセレモニー
 10月10日 9:00
   達谷窟毘沙門神楽
   100名様 うるしストラッププレゼント
 10月11日
   平泉町商工会青年部による餅つき振る舞い
 
土・日・祝日は秀衡塗・浄法寺塗・南部鉄器の販売もいたしますので、全国の皆様この機会にぜひお越しくださいませ。

また期間中平泉町へ観光が決まっている皆さんは、本物の中尊寺金色堂を見る前に、平泉文化遺産センターによって、岩手のうるしの情報を持って観光されるとよろしいかと思います。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。