東京出張<伝統工芸フォーラム事業に参加>

皆さんこんにちは。
7月ですよ!!お神輿・生ビールと平泉は大忙しです。
昨日は、東京でおこなわれた伝統工芸のフォーラム事業に参加してきまた。
この事業は、(財団法人)伝統的工芸品産業振興協会主催の事業で、内容としては、伝統工芸の業者とパートナー<建築や家具デザイナー・ブランドやマーケットのコンサルタント・服飾デザイナーなどなど>とがマッチングをして、話し合いをしながら市場に受けいられるような新商品の開発をおこなうのが目的の事業です。過去3回以上開催されているみたいですが、私は初めて参加してきました。
すべての伝統的工芸品が対象なので、全国の知りあいの方々もきていて、色々と情報収集しながら参加してきました。
こういう事業をするときに、いつもだとすでに決まっているコンサルトの人と事業を詰めていくのですが、この事業は150名ぐらいのパートナーの方々と我々伝統工芸の業者がお見合いみたいにブースで話をして、やっていけそうな人同士が事業に参加するような仕組みになっていました。
私のブースにも何人かお話をさせていただいて、今後何か反応があって、お互い納得して理解しあいながら具体的に事業をやっていくことになると思います。
会場の様子

なかなか出会う機会のない方々と少しですがお話ができたので、色々と勉強になりました。
私は着物学校の帯止めのお話もあったので、前の日から東京に入り、金具を仕入れに浅草橋に行ってきました。浅草橋には本当に多くのパーツ屋さんや様々な革を扱っているところがあって、まだまだ見足りない場所です。
それから江戸切子で見てみたい<華硝さん>という工房があり、亀戸まで行ってみました。初めて行ったのですが、色々とお話ができて、工房も少し見せていただきました。深いカットと水玉模様のかわいいぐいのみを1つ買ってきました。
華硝さんのショールームでお話をしていて、私が表参道のRinさんに納品するために<玉小箱>を持っていってたのですが、今新しくこういうものをやっていますとお見せすると、さっそく、ぐいのみにのせてみて、涼しげでかわいらしく、これもありだね~なんかいって盛り上がりました。
これからの時期にピッタリな涼しげな玉小箱。
正宗カブト江戸切子バージョン!

お姫様江戸切子バージョン

いいと思いませんか?
ただ私の漆が活躍するポジションが無くなってしまい…[:汗:]
プロデューサーかな(・e・)??
次の日、フォーラム事業の前に表参道のRinさんに寄って納品とお話をしてきました。帽子付の玉小箱をサンプルでお持ちしたのですが、担当の方が気に入ってくれたみたいで、帽子付の玉小箱がRinさんの店内にデビューしました。よろしければ見てください。
まだまだいろいろ出会いがありそうな感じです。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。

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  1. hanashyo より:

    ご来店ありがとうございました。華硝です。
    (ちなみに弊社は亀戸です!よく間違えられるんですが・・・)
    かわいいですよね。こけしがすっかり私も気に入って、店頭で飾ろうといっています。購入したいです。
    こうしたまったく違う発想の作品づくりは楽しいですし、そういった勢いがお客様にも伝わるのだと思います。これからもどうぞ宜しくお願いします。

  2. YUYA@翁知屋店主 より:

    華硝さんコメントありがとうございます。
    すいません。亀戸に修正しました。
    伝統のすばらしさを今この時代にどう見せて伝えていくか、大切なことだと思います。
    またお話しましょう。
    ぜひ平泉にもお越しください。