浄法寺漆の木 その後…

皆さんこんにちは。
個人的なことですが、今日が誕生日で31歳になりました。
今後も様々なことに積極的に取り組んで、すばらしい経験ができれば
いいと思っております。
さて漆の木を植えましたその後をお知らせします。
すごく良く育っている木と、毛虫などに葉っぱを食べられて育ちが
残念な木とに分かれていますが、楽しく観察しています。
かなりいい育ちの漆の木です。

漆の木を植えるようになって、庭の草刈にも力が入ってきました。
休日を利用して一人でやっていますので、一気には無理ですが
すこしずつ整理していって、お見せできる庭になればいいなぁと
思っています。
それにしても草刈&庭造りは、かなりいい気分転換になっています。
色々と考え事が多い方にはけっこうお薦めですよ~
庭の様子

それから、今日は携帯電話の塗装会社の方がこられてお話をしました。
お役にたったかわかりませんが、最先端の塗装のノウハウ<知識・技術・量産体制等>と伝統の漆塗装のノウハウの現状を、今後も情報交換していければいいなぁと思っています。
単純な<携帯に漆を塗る>とかではなくて、様々な異業種の交流から
商品製作のヒントが埋もれているかもしれませんから。
専門的な視野とあわせて、そこにとらわれなく、まったく違う角度からの広い視野(材料・技術の知識)を持ちあわせていかないと、時代感覚がずれてしまうかもしれませんので。様々な業種の方々とのつながりは大切なのではないかと思っています。
同業同士の情報交流はいい部分もたくさんありますが、キズのなめあいになる場合もあるので、まったくの異業種の交流がいいバランスを持つのではないかと考えています。
それではまたまた。

投稿者プロフィール

翁知屋 5代目 佐々木 優弥
翁知屋 5代目 佐々木 優弥
昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。