毛越寺開山堂 文芸秀衡塗展 みちのくの言の葉
毛越寺開山堂 文芸秀衡塗展 みちのくの言の葉
団体・企画イベント オーダー秀衡塗のご紹介
世界遺産平泉町は、俳人・松尾芭蕉が奥の細道で、2つの名句を残した聖地として有名です。
夏草や 兵どもが 夢の跡
五月雨の 降り残してや 光堂
【文芸秀衡塗展みちのくの言の葉】は、東京に本社を構える六曜社様の企画イベントで、会場を世界遺産毛越寺境内の開山堂で開催することになりました。
六曜社様の会員の俳人歌人の皆様が、毛越寺にちなんだ句を新たに詠んで頂きまして、その句を秀衡塗の角盆へ金粉蒔絵で一文字一文字手書きをして270枚を発表させて頂きました。
会場の様子
会場の仏教装飾の厳かな雰囲気とシンプルだが紋様の華やかさと金蒔絵の句が施された秀衡塗が並ぶ様子は圧巻でした。
会場の 世界遺産 毛越寺開山堂
木漏れ日の光を浴びるお堂が素敵でした。
今回のお品物は、角盆
縁は下地に銀粉を蒔いて、透けるうるしで上塗りをかける技法【白檀】とよばれる塗装方法で仕上げています。
それぞれの俳句が目立つように、黒漆出仕上げ、純金粉で一文字一文字手書きをして仕上げております。
文字の自体も、六曜社様の専属の書家が書いてきた文字を忠実に写し取って仕上げております。
絶好の秋晴れでした。
毛越寺本堂
秋晴れ水面に映る様子
毛越寺庭園
看板の上を自然に装飾された黄色の紅葉がとても美しく一枚
毛越寺の美しい紅葉景色を見に多くの観光客が来ていて、4日間の会期でしたが、3000人近くの来場者が企画展をご覧になりました。
また、わざわざ日本全国からご自分の作品を見に平泉観光も兼ねて来県頂いた参加者の方々も多くいらっしゃいました。
開山堂は、毛越寺を開いた慈覚大師円仁様を祀るお堂です。
こうして並ぶと、会場との一体感がとても美しく製作した甲斐があったと思いました。
地元の岩手日日新聞社さまに企画展の記事を掲載して頂きました。
中尊寺につぐ平泉町では第2回目のみちのくの言の葉展でしたが、大盛況に終わり安心しました。
全国・世界中の企画会社の皆様、企画イベントや企業・団体からのこのような秀衡塗オーダー製品も受付しております。
内容につきましては、話し合いをしながらよりやい形を探っています。
ご参考にして、お問い合わせしてみてください。
投稿者プロフィール
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昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。