工芸品の海外展開で感じていること
秀衡塗や伝統工芸品の海外展開で感じていること
先日、観光庁の海外向け事業の取材を受けました。
こういう海外向けの取材などは、翁知屋の秀衡塗製造工程の英語動画映像はかなり役立ちます!動画は言葉で説明するより、お互いイメージの共有が早いですからね!
翁知屋の秀衡塗の海外展開は、過去に世界の有名見本市や展示会へ出品した経験もありました。
パリのメゾンエオブジェやジャパンエキスポ、ドイツのアンビエンテ、経済産業省主催のニューヨーク企画展、ロンドン企画展、などなど。
しかし、色々動いても販売につながらなかった経緯があります。
過去の反省をもとに現在は、
【日本人にうるしを理解してもらい、自国の文化に誇りをもってもらい、海外で自慢できる品】
になれるように、作業工程動画や商品開発、ネットショップなど経営努力の他にも、日本人向けに、うるしの勉強会や工房見学、うるし塗り体験など、地道に色々仕掛けてみています。
最近は、企業の海外からの来客のお土産や海外旅行する際の現地友人のプレゼントなどで、店舗販売やネットショップからの購入も増えてきている感じがあります。
特に、伊勢志摩サミット贈呈品の要望が多いです。やはり商品だけでなく、話すきっかけも持ちやすですからね。
英語のしおりなども入れていますので、ご要望頂ければと思います!
投稿者プロフィール

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昭和53年6月17日生まれ
岩手県平泉町にて伝統工芸「秀衡塗」の製造販売。
天皇皇后両陛下の御用食器一式や皇太子殿下献上品、伊勢志摩サミットG7各国首脳の贈呈品に採用、国内外のデザイナーとの創作品も手掛けグッドデザイン賞も獲得するなど高い評価を受けている。